韓国スター外野手は「MLBから引く手あまた」 今季不調も…元中日の父を「超えた」との声
今オフMLB挑戦が濃厚なイ・ジョンフ
1998年から4シーズン、中日でプレーしたイ・ジョンボム氏の息子であるイ・ジョンフ外野手(キウム)にメジャーから熱い視線が注がれているようだ。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が「引く手あまたの国際選手」として名前を挙げ、注目している。
昨季は打率.349、23本塁打、113打点をマークし、韓国プロ野球KBOリーグでMVPに輝いた。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも、打率.429と活躍している。
KBOのシーズンが始まってからは、13日まで33試合に出場し、打率.239、3本18打点、OPS.691と調子が上がっていないものの、報道によると4月末にはメッツのスカウトが韓国まで出向いて試合を視察したといい、注目度は依然高いようだ。
記事では「2017年にKBOの新人王となり、その後も昨季は安打数、打点、打率、出塁率でリーグ首位となってリーグMVPを受賞している。彼は今では、助けが必要なMLBチームの間ではもっとも引く手あまたの国際選手だ」と紹介。父・ジョンボム氏を引き合いに出し、「1994年にKBOのMVPに輝いた、父の伝説をすでに超えたかに見える」と評価した。
すでに大物代理人スコット・ボラス氏と契約を結んでおり、所属のキウムも今オフのポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を了承している。今後の動向からも、目を離せない。
(Full-Count編集部)