明大が戦後初、85年ぶりリーグ戦3連覇 初回3点&8回に2ラン…早大に連勝で43度目V
初回に上田の適時打、杉崎の2点打で3点…8回に小島が2ラン
明大は14日、東京六大学野球春季リーグの早大2回戦に6-3で勝ち、2連勝。勝ち点を4とし、3季連続通算43度目の優勝を決めた。明大の3季連続Vは、1937年春から1938年秋にかけて達成した4季連続V以来85年ぶりで、戦後では初となる。
明大は初回、1死一、三塁で上田希由翔内野手(4年)が左翼線適時二塁打を放ち、先制。さらに杉崎成内野手(3年)の左前2点打でこの回計3点を挙げた。
5回には無死満塁で杉崎が放った飛球がライト前に落ち(右ゴロ、二塁封殺)、三塁走者が生還。リードを4点に広げた。
先発の左腕・石原勇輝投手(4年)は5回まで無失点投球。6回2死一、三塁で吉納翼外野手(3年)に左越え3ランを許し、1点差に迫られた。
しかし、7回から登板した久野悠斗投手(2年)が早大の反撃を断ち切り、8回には小島大河捕手(2年)が右越え2ラン。再び3点差にすると、9回は蒔田稔投手(4年)が締めて、勝利を収めた。
開幕から4カード連続で勝ち点を獲得し、次週の立大戦を待たずに優勝を決めた明大。名門大学に新たな歴史が刻まれた。
(Full-Count編集部)