大谷翔平の仲良し元同僚…マイナーでも苦闘 今年デビューの弟が“大ブレーク”の明暗
デビッド・フレッチャーは3Aで打率.234、0本塁打と苦戦
エンゼルス大谷翔平投手が入団した2018年にメジャーデビューし、仲良き“相棒”として知られるデビッド・フレッチャー内野手がマイナーに降格してから約1か月が過ぎた。マイナー3Aでもなかなか状態が上がらず、ここまで打率.234、0本塁打に終わっている。一方、ダイヤモンドバックスで4月末にメジャーデビューした弟のドミニク・フレッチャー外野手は打率.462をマーク。兄弟で明暗が分かれる結果になっている。
28歳の兄、デビッドは今季エンゼルスで8試合に出場して打率.125、1打点と結果を残せず、4月15日(日本時間16日)にマイナー降格。同17日(同18日)に40人枠ロースターから外れた。その後も浮上の兆しはつかめていないようだ。
一方、25歳のドミニクは4月30日(同5月1日)にメジャー昇格し、12試合で39打数18安打、2本塁打、13打点、OPS1.232の猛爆。特に11日(同12日)からのジャイアンツとの3連戦では12打数8安打11打点と打ちまくった。米メディア「トーキン・ベースボール」によると、「1シリーズ11打点」は球団タイ記録だという。ドミニクについてはSNSでも称賛の嵐。「新しい選手が解き放たれた」「未来のレジェンド」「次の大物」などと声が上がっている。
今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でイタリア代表としてプレーし、準々決勝で侍ジャパンと対戦したフレッチャー兄弟。明暗が鮮明に分かれてしまった。
(Full-Count編集部)