元オリ投手が見た“本場の観戦スタイル” 大谷翔平登板日のエンゼルスタジアムを訪問

名物・ヘルメット入りナチョス【写真提供:PLM】
名物・ヘルメット入りナチョス【写真提供:PLM】

「球場メシ」は日本の方が先を行く? 名物はヘルメット入りナチョス

 またグッズ売り場を回っていて気がづいたのが、日本人の多さだ。普段球場に近いエリアで生活していても、日本人をあまり見かけることはない。しかしグッズ売り場では日本語ばかり聞こえてきたのに驚いた。

 グッズ売り場内では、現地の人より日本人の方が多いのではないかと思うほどであった。またグッズも日本語で”大谷翔平”と書いてあるものが多くあり、日本人を意識したグッズ戦略も取られているように感じる。

 グッズ売り場を出てグルメを見ていると、ホットドッグ、ナチョス、ポップコーン、サンドイッチなど決まった同じ品の店が多く並んでおり、日本のようにたくさんの種類の球場メシがあるわけではなかった。

 それに加えて値段は高めだ。現在のレートで考えると、小さめのパンにソーセージをはさんだだけ(ケチャップ、マスタードは自分でかける)で800円くらい。球場内で売っている缶のビールやお酒に関しては1400円くらいとだいぶ割高だ。

 グルメに関しては、日本のほうがその土地の特色を生かしたものなどが準備されており、楽しめる気がする。

 そんなラインナップの中でも名物だと思われる、エンゼルスのヘルメットに入った大量のナチョス。私も食べてみたのだが、大量のペパロニが味の決め手となっており、食感も楽しく、入れ物のヘルメットも持ち帰ってお土産になるのでオススメできる。ぜひ試しに買ってみてほしい。

相手チームへのブーイングも…ファンも試合に参加する雰囲気

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