一夜明けても冷めない大谷翔平の衝撃 敵地さえも“味方”にする躍動は「近代の驚異」

三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

16日に投打同時出場、自ら139メートルの決勝3ランを放ち5勝目を挙げた

■エンゼルス 9ー5 オリオールズ(日本時間16日・ボルティモア)

 エンゼルスの大谷翔平投手は、15日(日本時間16日)のオリオールズ戦に投打同時出場して今季5勝目を挙げた。自身ワーストタイの3発を浴びるなど7回4安打5失点と苦しみながらも粘投。自ら特大の決勝3ランを放ち、サイクル安打まであと一歩にも迫った。この活躍に、一夜明けても米メディアの衝撃は止まらない。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のブリタニー・ギローリ記者は「だからショウヘイ・オオタニに対して誰かが1兆ドル(約136兆3630億円)を払うことになるのだろう。(契約した場合に実際に支払われるのは)5億ドル(約682億円)の方が正しいのかもしれないけど、それも驚くべき数字であり、北米のプロスポーツ記録をほとんど間違いなく打ち破るだろう」と改めてその価値を強調した。

 今季初の4安打で5出塁。飛距離456フィート(約139メートル)の9号など「オオタニが絡むと毎晩が歴史の授業だ」と様々な記録に驚愕。5月は12試合で11打点、今季5勝1敗、防御率3.23となり「だからこそ、オオタニの将来の価値を定量化するのは不可能なのだ。オオタニは近代の驚異だ」と称えていた。

 また二塁打が出ればサイクル安打達成だった第6打席は左前打に終わり、ブーイングが起きたことについて「それくらい敵地のファンは、オオタニが更に歴史を作る瞬間を見たかったということだ」と言及した。

(Full-Count編集部)

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