元巨人助っ人がジャッジ突き放す一撃 軽々放り込んだ逆方向弾が「信じられない」
ジャッジを再度突き放す14号…驚異の180打点ペース
■レンジャーズ 7ー2 ロッキーズ(日本時間20日・テキサス)
2016年に巨人でプレーしたレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手が19日(日本時間20日)、本拠地・ロッキーズ戦に「4番・右翼」で出場し、3試合連発となる14号2ランを放った。本塁打と打点でア・リーグ単独トップと“2冠”の活躍に「彼はビーストだ!」「信じられない」とファンも驚愕している。
試合前には、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が13号を放ってトップに並ばれていた。両軍無得点の4回、無死1塁で迎えた第2打席で外角の直球を逆方向に弾き返した。打球速度105.5マイル(約169.8キロ)の当たりが右翼スタンドへ飛び込み、先制2ランとなった。
打点も48とし、2位のラファエル・デバース内野手(レッドソックス)に4差を付けて両リーグトップ。43試合での48打点は、162試合に換算すると181打点ペースだ。米「FOXスポーツ」が14号の動画を公開すると、ファンからは「なんてこった」「ア・リーグMVP」「シーズン終了時にこの男は200打点を稼いでいるだろう」「春に彼が40本打つと言っていたとき、大げさだと思っていた」などと驚くコメントが寄せられた。
この日は9回の守りでも、2死から右翼線際のライナーに前進し、ダイビングキャッチで試合を締めくくった。高い身体能力で、地区首位を走るレンジャーズを引っ張っている。