ヤ軍98億円男、27億円契約残し“戦力外” 不振で打率.188…米移籍サイト「手痛い」

ヤンキースのアーロン・ヒックス【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ヒックス【写真:ロイター】

ヒックスは7年総額96.5億円の大型契約中も…今季は28試合で打率.188

 ヤンキースが20日(日本時間21日)、アーロン・ヒックス外野手を40人のロースター枠から外す「DFA」の措置を取った。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が、ニューヨーク紙「NYポスト」などの報道を伝えた。

 同サイトは「ヤンキースにとっては手痛い。ヒックスの契約はまだ1957万ドル(約27億円)残っている。ヒックスはウェーバーに登録されるが、今シーズンは不調と、残りの契約を考慮するとほぼ間違いなく(ウェーバー経由で)獲得する球団は現れないだろう」と分析した。

 今季は28試合の出場で76打席に立ち、打率.188、出塁率.263、長打率.261。「今シーズン、ヒックスにとって困難な序盤戦だった。ヤンキースでは序列が下がり、彼の代わりにアイザイア・カイナーファレファが外野を務めることが多かった」と出番は激減していたが「四球率は2016年を除くと過去最悪で、三振率や守備指標も今シーズンは振るわなかった」と結果を残せなかった。

 7年総額7000万ドル(約96億5000万円)という大型契約のもとでプレーしていながら不振に陥り、ついに事実上の戦力外となってしまった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY