大谷翔平、2戦ぶり豪快11号も空砲に 4打数1安打で打率.286、エ軍は連勝ストップ
兜被せ役のフィリップスがDFAに…ボールボーイが代役で担当
■ツインズ 6ー2 エンゼルス(日本時間21日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのツインズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打1本塁打1打点だった。3点を追う6回の第3打席で2試合ぶり11号ソロを放ったが、チームは先発のサンドバルが初回に3点を失うなど、試合を作れず。連勝は2でストップした。
大谷は2打席凡退で迎えた第3打席だった。1-4の6回先頭で、フルカウントから相手先発・バーランドの真ん中高めの94.2マイル(約151.6キロ)の直球を一閃。打球速度102.5マイル(約164.9キロ)、飛距離414フィート(約126.2メートル)で、大谷は打った瞬間本塁打を確信した。この日の試合前、本塁打を打った際に兜を被せていたフィリップスがメジャー出場前提となる40人枠を外れるDFAに。“代役”のボールボーイから兜を被せてもらい、チームメートと笑顔でハイタッチした。しかし、第4打席は空振り三振に倒れ、4打数1安打1本塁打1打点で、打率は.286になった。
チームは先発のサンドバルが初回に3点を失い、4回2/3で降板した。2番手のワイス、3番手のワンツも失点し、連勝は2でストップ。貯金も再び「1」になった。大谷は翌21日(同22日)には今季6勝目を目指し先発マウンドに上がる。試合前にはツインズの前田健太投手と談笑した後、ブルペンで37球を投じるなど調整。リアル二刀流の活躍でチームを勝利に導きたいところだ。
(Full-Count編集部)