大谷翔平、リアル二刀流で“技あり”中前打　名物解説「サイクル安打へ単打クリア」

前回登板では決勝特大3ラン含む4安打3打点の大暴れ

■エンゼルス ー ツインズ（日本時間22日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地でのツインズ戦に「3番・投手」で投打同時出場した。初回の第1打席で中前打を放ち、2試合連続安打をマークした。

　リアル二刀流で快音を響かせた。初回1死一塁、初対戦となったロペスの内角フォーシームを詰まりながらも中前へ運んだ。2戦連発の12号にも期待がかかる。地元放送局バリースポーツ・ウエストの解説マーク・グビザ氏は「サイクルヒットに向けて、シングルヒットはクリアしました。彼はチームトップの本塁打、打点、長打、勝利、奪三振を記録しています。そして、盗塁も忘れていました」とコメントした。

　前回登板となった15日（同16日）の敵地・オリオールズ戦では、自身ワーストタイの3発を浴びるなど7回4安打5失点と苦しみながらも粘投。打席では決勝特大3ランを含む今季初の4安打を放ち、“自援護”で5勝目を挙げていた。 今季の登板9試合での打者・大谷は36打数16安打の打率.444、1本、6打点と打ちまくっている。

（Full-Count編集部）