大谷翔平「長い回を投げられたのは良かった」 6勝目ならずも6回1失点好投、エ軍貯金2
6回2安打1失点と好投、連続被弾は4で止まった
■エンゼルス 4ー2 ツインズ(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・ツインズ戦に「3番・投手」で投打同時出場し、6回2安打1失点と好投した。9三振を奪ったが、同点の場面で降板したため6勝目はならなかった。チームは5カードぶり勝ち越して貯金2に。大谷は「シリーズを勝ち越せて良かったなと思います。7回まで投げたかったですけど、四球を出している分、(7回まで)投げられなかった。(変化球は)いい時もあれば悪い時もあったので。長い回を投げられたのは良かった」と振り返った。
3回2死からギャロを四球で歩かせ、コレアの右中間適時二塁打で先取点を献上した。5回2死一塁から4者連続三振を奪い、9奪三振をマーク。この日はスイーパーが27球、最速99.2マイル(約159.6キロ)のフォーシームが25球。カットボールでも空振り三振を奪うなど新たな投球スタイルでツインズ打線を封じた。「(カットボールは)感覚がまず良かったので、優先的に投げた。四球のせいで球数がかさんでいたでの、なるべく球数を抑えながら投げたいなと思っていました」と語った。
バットでは初回1死一塁で中前打を放って2試合連続安打をマーク。5回2死二塁は今季2個目の申告敬遠で勝負を避けられた。チームは同点の7回にモニアックの2点二塁打で勝ち越した。22日からは吉田正尚外野手が所属するレッドソックスと対戦する。「今日勝ち越したので。初戦が大事になるので切り替えて頑張りたい」と前を見据えていた。
(Full-Count編集部)