大谷翔平に「脱帽せざるを得ない」 “魔球”に敵地放送局もお手上げ「衝撃的」

ツインズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ツインズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

敵地放送局「ショウヘイ・オオタニは本当に手強かった」

■エンゼルス 4ー2 ツインズ(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・ツインズ戦に「3番・投手」で投打同時出場。6回2安打1失点、9個の三振を奪う好投を披露した。勝ち負けはつかなかったが、粘りのピッチングで終盤の勝ち越しに繋げた。ツインズの地元放送局は「パブロ・ロペスは素晴らしい仕事をしましたが、対するショウヘイ・オオタニもエンゼルスのために本当に見事でした」と敵ながらあっぱれの様子だった。

 ツインズは3回2死からギャロが四球を選び、その後コレアの右中間の適時打二塁打で先制した。しかしその後は、安打は5回先頭のカストロが放った左前打のみで、5回の2死一塁からは4者連続三振を奪われた。好投していたパブロ・ロペスは7回のマウンドにも上がったが、先頭に四球、その後安打を浴びたところで降板。2番手のホルヘ・ロペスが勝ち越し打を浴びた。

 試合後、ツインズの地元放送局「バリースポーツ・ノース」の司会者、アンソニー・ラパンタ氏は「両先発投手の投げ合いは、期待通りの素晴らしさでしたね」と振り返った。

 同局アナリストのティム・ロードナー氏は「両先発投手は相手打線を本当に見事に抑えました」と両チームの先発投手を称え、「(大谷は)スイーパー、フォーシーム、カットボールを投げます。本塁ベースの両側にコントロールしていました」と変幻自在の投球に注目。「ショウヘイ・オオタニは本当に手強かったです。スイーパーは実に衝撃的な球です。相手投手に脱帽せざるを得ない時もあるということです」と、大谷に対して賛辞を述べていた。

(Full-Count編集部)

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