19歳左腕、送球が頭に当たるアクシデントも… 救援陣粘投で西武2軍が劇勝
川越が3安打2打点をマークした
西武2軍は25日、CAR3219フィールドで行われたDeNA戦に5-4で勝利した。先発の2年目左腕・羽田慎之介投手は、3回までに6奪三振と抜群の立ち上がり。しかし4回、味方の失策により出塁を許すと、梶原昂希外野手に同点の2号2ランを被弾。5回1死一、三塁のピンチを招くと、古市尊捕手の送球が頭に当たるアクシデント。この間に追加点を許し、四球を与えたところで降板となった。
援護したい打線は2回、呉念庭内野手が安打で出塁すると、川越誠司外野手が7号2ランを右中間へ運び、先制に成功する。さらに4回、岸潤一郎外野手の安打などで2死二、三塁をつくり、ブランドン内野手に適時打が生まれた。
しかし7回、宮川哲投手が蝦名達夫外野手の2号ソロで勝ち越しを許す。そのまま迎えた9回、呉、川越の連打などで1死二、三塁のチャンスをつくると、古市の犠飛で同点に。さらに続く児玉亮涼内野手の打席でバッテリーエラーが生まれ、三塁走者が生還した。
勝利した西武は羽田にアクシデントも、緊急登板となった齊藤大将投手を含む中継ぎ陣が1失点で粘り、サヨナラにつなげた。川越は3安打2打点をマークしている。5番手の田村伊知郎投手が勝利投手となった。
(「パ・リーグインサイト」井口縁)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)