源田壮亮が初1軍昇格「もどかしさありました」 栗山監督から直接“謝罪”も
WBC韓国戦での右手小指骨折から復帰「ワクワクしています」
■西武 ー オリックス(26日・ベルーナドーム)
西武の源田壮亮内野手が26日、本拠地ベルーナドームで行われるオリックス戦で、今季初めて1軍に合流した。出場選手登録され「ワクワクしています。しっかりプレーできるようになりました」と気持ちを昂らせた。最近10試合は3勝6敗1分で、首位ロッテに8ゲーム差の5位と低迷している西武にとっては、44試合目での主将の復帰を浮上のきっかけにしたいところだ。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)参戦中に右手小指を骨折した源田は、今季開幕から治療に専念していた。「骨の怪我だったので急激に治るものではなく、もどかしさもありました」と本音も明かしたが「WBCで怪我をしましたが、普通にチームのオープン戦を戦っていたとしても、怪我をしていたかもしれない。そう思って、今日からまた頑張ろうと思います」と気持ちを新たにした。
3月10日のWBC1次ラウンド・韓国戦で負傷。その後も強行出場を続け、侍ジャパンの3大会ぶりの優勝に貢献したが、西武では球団の方針で治療を優先させていた。イースタン・リーグで5試合に出場し、打率.308(13打数4安打)をマーク。満を持して戻ってきた。
この日、侍ジャパンの栗山英樹監督から「迷惑をかけてしまってごめん。今日からまた野球界のためによろしくお願いします」と直接連絡がきたという。「僕自身は今日が開幕。緊張感もありますが、チームのために頑張りたいです」と力を込めた。