エ軍、最速170キロ男がメジャー初昇格へ…ネビン監督明かす 元鷹ムーア離脱で代役に

エンゼルスのベン・ジョイス【写真:小谷真弥】
エンゼルスのベン・ジョイス【写真:小谷真弥】

大学生だった昨年、時速169.8キロを投げた剛腕ジョイス

 エンゼルスが、傘下の2Aロケットシティでプレーするベン・ジョイス投手をメジャー初昇格させる見込みとなった。27日(日本時間28日)の試合後にフィル・ネビン監督が明らかにした。ジョイスはテネシー大在学中の2022年に、時速105.5マイル(約169.8キロ)の剛速球を投げたとして話題となっている。

 代わって元ソフトバンクのマット・ムーア投手が負傷者リスト(IL)入りする。ネビン監督はムーアの状態と入れ替えについて「きのう腹斜筋を痛めた。負傷者リスト入りする。ベン・ジョイスが明日ここに来る予定だ」と話した。

 昨夏のドラフトで、エンゼルスから3巡目(全体89位)の指名を受け入団したジョイスは、今季2Aで14試合に投げ0勝1敗4セーブ、防御率4.60という成績を残している。ネビン監督は「彼の直近の数試合は非常に良かった。安定感もなかなかあったから、我々としても気に入っていた。バックマンを昇格させるときに、彼の名前も候補の中に入っていた」と、26日(同27日)に2021年の1巡目指名投手、サム・バックマンが昇格した時も名前が頭にあったとしている。

 一方のムーアは今季メジャー22試合に登板し、防御率1.44とリリーフで好投を続けていた。

(Full-Count編集部)

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