大谷翔平、痛烈打も3三振でエ軍280日ぶり完封負け 逆転機で凡退…打率.269
4回に176キロ弾丸右前打も…一発逆転の好機で空振り三振
■マーリンズ 2ー0 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地・マーリンズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し4打数1安打だった。4回の第2打席で13打席ぶりとなる右前打を放ったが、3三振。チームも280日ぶりの完封負けを喫し、3連敗となった。
大谷は初回の第1打席は空振り三振に倒れ、4回先頭で迎えた第2打席で、20歳の剛腕ペレスの97.4マイル(約156.8キロ)のフォーシームを捉え、打球速度109.6マイル(約176.4キロ)の右前打を放った。しかし、第3打席は左腕ナーディのスライダーに手が出て空振り三振。2点を追う7回2死一、二塁では2番のトラウトが申告敬遠を受けた後に打席に立ったが、この日、3つ目の空振り三振で好機を生かせなかった。
チームは先発サンドバルが6回8安打2失点の粘投を見せたが、打線が勢いに乗れず。2022年8月21日(同22日)以来280日ぶりの完封負けを喫した。マーリンズに3連敗で貯金は「2」。翌29日(同30日)から敵地でホワイトソックスと対戦する。どうにか流れを変えたいところだ。