独立L・火の国、4連勝で首位がっちりキープ マイナー通算111盗塁の新助っ人が大爆発
マイナー通算111盗塁を誇るアルバレスが27日の大分戦で来日1号をマーク
独立リーグ・九州アジアリーグの「火の国サラマンダーズ」が、リーグ3連覇に向け順調な戦いを見せている。26日から大分B-リングスとの3連戦を全勝。ここまで23試合を消化し15勝6敗2分で首位を独走、2位の北九州下関フェニックスとのゲーム差を3.5に広げた。
26日の初戦では新助っ人が仕事を果たした。1点を追う3回にマイナー通算111盗塁を誇るエリエセール・アルバレス外野兼内野手が右前適時打を放ち、同点に追いつくと8回には山本航樹内野手、大崎太貴外野兼内野手の連続適時打で勝ち越しに成功。最終回に1点を返されるも守護神・水野喬日投手が後続を切り5-4で勝利した。
27日もアルバレスの活躍は止まらなかった。2点リードの3回に右翼席へ来日1号となるソロを放つと、1点を勝ち越した7回にも2死二塁からリードを広げる右前適時打を放ち2安打2打点の活躍。チームも5-3で連勝を飾った。
28日は終盤で底力を見せつけた。2点を追う6回に2死二塁から山口嶺生内野手が中越え適時二塁打を放ち1点差に迫ると、7回は2死一、二塁から大崎が2点適時二塁打を放ち逆転に成功。8回は元広島の山口翔投手、9回は守護神・水野が無失点リレーで同一カード3連勝を記録した。
チームは1分けを挟み現在、4連勝と好調をキープ。26日には神田康範GMが条件が揃った場合にNPB2軍のファーム・リーグに参入申請することを表明した。独立リーグ・九州アジアリーグで無類の強さを発揮する“火の国”から今後も目を離せない。
(Full-Count編集部)