大谷翔平&トラウトは「ある意味退屈」 同僚が語る本音「引退したら思うんだろうな」

エンゼルスの大谷翔平(左)とマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平(左)とマイク・トラウト【写真:ロイター】

大谷はチーム最多15発、トラウトは13発と打線を牽引している

 エンゼルスの大谷翔平投手は、31日(日本時間6月1日)のホワイトソックス戦で2発を放つなどここまでチームトップの15本塁打を放っている。13本塁打のマイク・トラウト外野手とともにチームを牽引。“トラウタニ”を凄さを、同僚たちが語った。

 米スポーツ局「FOXスポーツ」が「エンゼルスのファンも球界も、オオタニとトラウトが日々することに驚嘆している。球界で屈指の才能を持つ2人プレーすることについてチームメートらが語った」としてインタビュー映像を公開した。

 テイラー・ウォードは「彼らの打撃練習を定期的に見ていると、生まれつきのパワーが見て取れる。驚異的だよ。2人ともユニコーンだ。あんな風にボールを打つ選手は今まで見たことがない」と驚愕。ハンター・レンフローは「マイクはMLB入りしてかなり長いが、それでもまだ31歳。彼は球界で最も過小評価されている選手だ。あの彼がナンバーワンじゃないなんて、というジョークがある。このチームの一員でいられて、彼らを日々見ることができて光栄だよ」と感謝した。

 アンソニー・レンドンは「野球史上最高の選手の部類に入る2人といられることを公然の事実にしすぎたくはないが、正直言ってある意味退屈かな(笑)。2人はあまりに(プレーが)うますぎるから。日々見ていると慣れてしまうところがある」と本音も。しかし「いつか現役を引退したら、40歳、50歳、60歳になったら、“うわ、彼らと同じユニホームを着ていたんだ”って思うんだろうな。振り返るのが楽しいだろうね」と偉大さを口にした。

 さらにフィル・ネビン監督は「私は世間知らずではない。就任1年目の監督が私のような機会を得るケースがほとんどないことは分かっている。2人は世界屈指の選手だ。こんなロースターをあてがわれることはほとんどない。2人は野球への取り組み方にしても、準備の仕方にしても競い合っているようで、日々見ていて楽しい」と“相乗効果”を口にする。2人の存在は、日々ともに戦う仲間にとっても大きなものとなっている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY