大谷翔平、2戦3発に「一番は構え」 “おまじない”は「結果になってよかった」…一問一答
今季初の2打席連発でHRリーグ単独2位に
■エンゼルス 12ー5 Wソックス(日本時間1日・シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間6月1日)、敵地・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場し、今季初の2打席連発でア・リーグの本塁打ランキング単独2位につけた。3打数2安打4打点1四球で打率.269となった。
直近では2戦3発とアーチを量産。試合後の一問一答は以下の通り。
―2試合で3HR
「いい球をしっかり打てている。今日のフォアボールもしっかり見えていて、(状態は)いいかなと思います」
――今季はウルシェラにバットにサインを書いてもらったり、テームズコーチにコーヒーをかけてもらったりしている。他には何かある?
「特にないですね。そのまま、昨日も(コーヒーを)かけてもらったりしたので。結果になってよかったです」
ーー調子のいい時と悪い時のメカニック的な違いは?
「1番は構えだと思っているので、構えている段階での見え方。ずっとそれが1番かなと思います」
――構えで違うところは?
「うーん、1つの要因ではないので、今回はグリップだったりとかいろいろありましたけど、感覚はその時によって違うので、(グリップを)上げたほうがいいなという時もあれば、下げたほうがいいなという時もある。その時によって違う」
――最近は高めの直球に振り遅れていたようにみえた。
「今も言いましたけど、構え、見え方が一番かなと思うので、構えている段階で立ち遅れているなら振り遅れますし、いい構えなら難しい球に対しても素直にバットが出てきたりするので、一番はそこかなと思います」
――立ち遅れていたという認識があった?
「構えが良くなかったなと。構えが良くないまま、そのあとの動作に移行している感じだと思います」
――重心を低くしている。狙いは?
「例えば、下半身を使いたい時は無理やり下げたりしますし、逆にバランス悪いなと思ったりした時は上げたりするので。その時によって必要な感覚が変わってくるので、毎年いろいろ調子の波がありますけど、その時によって変わってくるのかなと思います」
――(日本時間24日に)屋外でのフリー打撃から重心を低くしたようにも見えた。
「感覚は昨日くらいが一番変わって良くなっているかなと思うので。それをしっかり継続するのは難しいですし、また同じ時、同じようになった時に、戻すのもまた難しいので。そこは本当にピッチングもそうですけど、難しいなって思うことはいっぱいあるなと思います」
(川村虎大 / Kodai Kawamura)