打者に一直線なのに…死球じゃない？　“奇跡の1球”に場内困惑「ものすごいミラクル」

場内困惑の珍現象「奇跡の股抜き」

■日本ハム 5ー2 ヤクルト（31日・エスコンフィールド）

　なぜ当たってない……？　5月31日にエスコンフィールド北海道で行われた日本ハム-ヤクルト戦で、場内困惑の珍現象が起こった。打者の足元への投球が、足の間をすり抜け当たることなく捕手のミットへ。「奇跡の股抜き」「ミラクルだ」と話題となっている。

　3回に加藤豪将内野手の打席で、ヤクルト先発・市川が投じたカーブがひっかかって足元へ。ワンバウンドしながらも、オープンスタンスで構える足の間を見事にすり抜け、そのまま捕手が捕球した。

　一時困惑する空気が流れたが、加藤豪は事も無げ。その直後にNPB初本塁打を放った。「パーソル パ・リーグTV」は公式YouTubeで「奇跡の股抜き…当たらない方が難しい!?」とのタイトルで注目。中継で解説を務めた岩本勉氏は「今、ものすごいミラクルですよ」とコメント。ネット上では「実質死球」「謎の股抜き現象からのホームランw」「股抜きの後に見事なごーんぬ」と“奇跡の1球”に注目が集まった。