5月散々も…西武がセ首位・阪神に勝ち越せた理由 指揮官ニヤリ「イメージ通り」
救援陣に限るとリーグトップのチーム防御率2.46
1日現在、西武のチーム防御率はリーグ4位の3.03だが、リリーフ陣に限るとリーグトップの2.46となる。3・4月の月間MVPを獲得した中村剛也内野手が故障で戦線を離脱するなど、打線は大幅にパワーダウン。先発投手陣にも打たれるケースが目立ってきた中で、強みのリリーフ陣を最大限に生かす戦術が功を奏した。
5月は両主砲の離脱などで、7勝16敗1分と散々だった。しかし松井監督は「月も替わりましたから」と声を励まし、「春日さんから“アレ”もいただきましたからね」と付け加えた。この日の試合前、熱狂的な西武ファンとして知られるお笑いコンビ・オードリーの春日俊彰から、テレビ番組の企画で製作費35万円の巨大な熊手をプレゼントされ、試合中ベンチ内に置いていたのだ。勝利のために使える物は全て使い、交流戦で反転攻勢をかける。