藤浪晋太郎、2死から被弾に指揮官「課題」 借金35、最下位も「大きな進歩」

アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

藤浪晋太郎は1回2失点で今季6敗目

■マーリンズ 4ー0 アスレチックス(日本時間3日・マイアミ)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手は2日(日本時間3日)、敵地・マーリンズ戦に先発登板し、今季6敗目(2勝)を喫した。初のオープナー起用は最速100.7マイル(約162.1キロ)で攻めたものの、1回2安打2失点で降板。防御率12.19となったが、試合後にマーク・コッツェイ監督は「直球で押し勝っていた」と球威を評価した。

 1イニングの登板に、藤浪は全力で腕を振った。昨季首位打者のアラレスを三邪飛に抑え、ソレアを力のない中飛に。2死まで奪ったが、デラクルーズに中前打を浴びた。指揮官は「2アウトからのヒットは(チームとしての)直近の課題だ」と腕を組んだ。

 直後にサンチェスに98.9マイル(約159.2キロ)を左越え2ランとされたが、指揮官は「直球で押し勝っていたけど、いいスイングをされた」と藤浪を責めなかった。チームは完封負けを喫し、12勝47敗で借金35。それでも指揮官は「今日の投手陣は1つも四球を与えなかった。今シーズン初めての無四球試合だ。大きな進歩だ」と前を向いた。

(Full-Count編集部)

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