大谷翔平、6勝目のカギは“第2の魔球”? スイーパーでまた被弾…本人も反省の球種選択
アストロズ戦に先発も6回5失点で2敗目を喫した
■アストロズ 6ー2 エンゼルス(日本時間3日・ヒューストン)
アストロズ打線の徹底した狙い打ちに屈した。エンゼルス・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)の敵地アストロズ戦に先発も、6回5失点で今季2敗目を喫した。初回にヨルダン・アルバレスに先制2ランを浴びるなど、今季ワーストの被安打9。フランバー・バルデス投手とのエース対決に屈した。
“魔球”をはじき返された。初回1死三塁で、アルバレスに甘く入ったスイーパーを痛打された。右中間に先制2ランを献上。その後も波に乗れず、5回に1点を失い、6回にはジュルクスに試合を決定づけられる2ランを浴びた。
4回までに許した5安打のうち、3本がスイーパーだった。大谷も試合後、「徹底はしてくるチームじゃないかと思うので。バラバラに攻撃するのではなくて、少ないチャンスを全員が目的を持って狙ってきているかなと思う」と振り返る。そして、後半はシンカーやフォーシームと言った速球系を狙い打ちされた。
2ランを放ったジュルクスも「彼は、スイーパーを投げることが好きだということを頭に入れていた」と狙っていたことを明かした。実際に今季浴びた9本塁打のうち、実に6本がスイーパーだ。