ダルビッシュ、初対決の鈴木誠也から貫禄2K 7回2安打無失点で4勝目の権利持ち降板
前回先発したヤンキース戦は3回途中7失点で4敗目を喫していた
■パドレス ー カブス(日本時間4日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、本拠地で行われたカブス戦に先発。7回115球を投げ2安打無失点9奪三振で、今季4勝目の権利を持って降板した。防御率は4.10。「4番・右翼」で先発したカブスの鈴木誠也外野手との初対決は3打数無安打2三振と貫禄を見せた。
初回はテンポよく3者凡退。2回無死、鈴木との初対戦は高めの速球を振らせて空振り三振に斬った。3回2死からこの日初安打となる内野安打を許したが、冷静に無失点。4回1死では鈴木からシンカーで見逃し三振を奪った。7回1死からは遊ゴロだった。
115球は、2017年6月7日(同8日)に117球を投じて以来となる力投だった。防御率は4.10。36歳の右腕が、日本選手では野茂英雄氏以来となる米通算100勝に王手を掛けた。