千賀滉大、メジャー最短2回2/3を4失点KO 菊池雄星との投げ合いも…5四球の乱調
菊池は5回4安打2失点で勝利投手の権利を持って降板も7勝目はお預け
■ブルージェイズ 6ー4 メッツ(日本時間5日・ニューヨーク)
メッツの千賀滉大投手は4日(日本時間5日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に先発。メジャー最短となる2回2/3を4安打4失点(自責3)、3奪三振5四球で降板した。防御率は3.75となった。味方打線が一時同点に追いつき、4敗目は免れた。
菊池雄星投手との投げ合いで、安定感を欠いた。初回こそ無失点も、2回1死一、三塁からメリーフィールドに2点適時二塁打を浴びて先制を許す。3回1死からはゲレーロJr.に内角高めの速球を左翼席へ運ばれた。さらに2死二塁から四球を与え、捕手が二塁へ悪送球する間に4点目を失い、なおも一、二塁と走者を溜めたところで交代が告げられた。2番手ノゴセクがこのピンチをしのいだ。
菊池は5回4安打2失点。ファムに3回1死から速球を右翼席へ、5回2死からはスライダーを今度は左翼席へ運ばれながらも要所を締め、毎回の8三振を奪った。勝利投手の権利を持って降板したが救援陣が追いつかれ、2021年に並ぶメジャー自己最多7勝目はお預け。防御率は4.40となった。