独立L・火の国が6連勝で3連覇へ前進 5月MVPは打率4割超の元燕・中山「安定した打撃」

月間MVPを受賞した火の国サラマンダーズ・中山翔太(左)【写真:球団提供】
月間MVPを受賞した火の国サラマンダーズ・中山翔太(左)【写真:球団提供】

5月MVPは打率.455の元燕・中山翔太&2勝1敗、防御率2.63の宮澤怜士

 独立リーグ・九州アジアリーグで3連覇を狙う「火の国サラマンダーズ」が、好調をキープしている。1日から3日にかけて行われた宮崎サンシャインズ3連戦を2勝1分け。引き分けを挟み6連勝を飾り、2位の大分B-リングスとのゲーム差を4.5に広げた。また、5月のチーム内MVPが発表され元ヤクルト・中山翔太外野手、宮澤怜士投手が選出された。

 1日の初戦は投打ががっちりかみ合い、8-0の完封勝利を飾った。初回に相手失策も絡み1点を先制すると、5回にはアルバレスの右前適時打など4安打を集中、3点を奪いリードを広げた。火の国打線は最後まで攻撃の手を緩めず計13安打8得点。投げても先発・宮澤が7回を6安打8奪三振無失点の快投を見せリーグトップの5勝目をマークした。

 2日は雨天中止となり、3日に7イニング制のダブルヘッダーが組まれた。第1試合は4-0で勝利。4回に柏木の中前適時打で2点を先制すると、5回は相手のミスと押し出し四球で2点を追加。投げては先発・松江が7回3安打9奪三振の力投で2勝目を挙げた。第2試合は4-4で引き分けた。

 また、5月度のMVPが発表され、野手では昨年までヤクルトでプレーした中山(打率.455、3打点)、投手は宮澤(4試合2勝1敗、防御率2.63)が受賞した。

 中山は「安定した打撃ができて、チームのために活躍できてよかった」と語り、宮澤も「今年こそ支配下でNPBに行きたい。チームとしても連覇できるように頑張ります」と、目標を口にした。

(Full-Count編集部)

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