ヤクルトなど4球団が“選出ゼロ”の危機 中日は本拠地開催も…球宴中間発表
中間発表開始からちょうど2週間が経過
日本野球機構(NPB)は5日、「マイナビオールスターゲーム2023」のファン投票中間発表を更新。発表開始からちょうど2週間が経過し、セ・リーグは阪神勢が8部門でトップ。パ・リーグではオリックスが5部門トップと、両リーグの首位チームの選手が票を集めている。
阪神勢は最多得票の近本光司ら、外野手部門3位のシェルドン・ノイジーを含めると9選手が選出圏内。捕手部門では梅野隆太郎が2位となっているが、3位も阪神の坂本誠志郎で、2選手の合計では1位の大城卓三(巨人)を上回る。2日の発表では、ドラフト1位の森下翔太が佐野恵太(DeNA)を抜いて4位に浮上し、選出圏内を射程に捉えた。
選出されていないのは、DeNA、ヤクルト、中日、楽天の4球団。セ・リーグ2位のDeNAは、発表開始時点では宮崎敏郎が三塁手部門で1位、佐野恵太が外野手部門で3位と選出圏内も、共に順位を下げて選出圏内ゼロとなった。
ヤクルトと中日の選手は発表開始以降、一度も出場圏内に選手が入っていない。ヤクルトは発表開始時点で中村悠平が捕手部門で2位だったが、現時点で4位となっている。昨年の3冠王、村上宗隆は三塁手部門で4位。先発投手部門では10位圏内に1人も入っていない。第1戦が本拠地バンテリンドームで行われる中日勢は、各部門で下位となっている。
パ・リーグでは唯一、楽天の選手が選出圏内にいない。接戦の抑え部門では、松井裕樹が23日の発表で一時1位に浮上したが、その後順位を落として3位となっている。中間発表は6月19日まで行われる。
(Full-Count編集部)