まさかの“懲罰交代”に賛否「信じられない」 HR確信の打者を襲った不運「愚かな行動」

ブレーブスのマルセル・オズナ【写真:ロイター】
ブレーブスのマルセル・オズナ【写真:ロイター】

大飛球放ったオズナは確信歩きも…打球はフェン直で一塁止まり

■ブレーブス 8ー5 Dバックス(日本時間5日・アリゾナ)

 本塁打を確信してゆっくり走ったところ、打球はフェンス直撃。単打にしてしまった選手が“懲罰交代”させられ、ファンからの賛否両論の意見が飛び交った。「(交代は)いいこと」「しっかり走るべき」「監督による愚かな行動」などとコメントが並んだ。

 ブレーブスのマルセル・オズナ外野手は4日(日本時間5日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦で4回にセンターへ大飛球を打ち上げた。本塁打を確信したのだろう。打席でしばし打球を見てから一塁に歩を進めた。しかし、打球は柵越えならず。フェンスに当たって転がったが、オズナはなんと一塁止まりだった。この怠慢走塁が原因になったのか、ブライアン・スニッカー監督はオズナの次の打席で代打を送った。

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は自身のツイッターで、全力疾走を怠ったことによる懲罰のための交代だったとスニッカー監督が認めたことを伝えた。また、打球の滞空時間は6.2秒で、メジャー30球場のうち26球場で本塁打になっていたことにも触れた。

 米メディア「トーキン・ベースボール」は公式ツイッターに動画を投稿。ファンの意見は二分され、「これ(怠慢走塁による交代)は正しい動き」「いいマネジメント」「愚かなことだ。真面目に走っていれば三塁に到達していた」と指揮官の決断を支持する声や「我々の中で最高の打者が交代になったことは信じられない」「球界で今最も熱い打者」などとメジャー通算207発のオズナを擁護する声があがった。

【実際の動画】HRを確信した“怠慢走塁” まさかの単打は「愚かなこと」

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