CY賞右腕がボール投げつけ激怒 判定にイライラ…急な感情爆発は「見たことがない」
球審の判定にイライラを募らせたバーンズ
■ブルワーズ 5ー4 レッズ(日本時間3日・シンシナティ)
ブルワーズのコービン・バーンズ投手は2日(日本時間3日)敵地レッズ戦でキャリア初の退場処分を受けた。判定に不満を募らせ、グラウンドで激怒。球審と口論となった。
今季12試合目のマウンドに上がったバーンズは、5回まで3失点投球。退場となったのは6回だった。2死からフェアチルドを弱い投飛に打ち取ると、捕球したボールを地面に投げつけ激怒。ベンチへ戻る際に審判と言葉を交わし、退場処分が下された。
右腕が不満だったのは、試合における球審の判定だった。この直前、6回のマウンドでは、先頭のスティーブンソンへのカウント2-0からの低め直球がボールとなり、バーンズは首を振るような仕草。その後遊直に打ち取り、続くセンゼルの打席では1-2からの内角低めがボール判定。際どいコースではあったが、不満げな仕草を見せていた。フェアチルドの打席では0-1からの外角低め直球をボールと判定され、イライラが爆発。マウンド上で審判に向かって声を荒げていた。
試合後のバーンズは、「(コースの)端の球についてはイライラしてはいけないと思う。投手にとって一番イライラするのは、完全にストライクゾーンに入っている球に対する(ボールの)判定だと思うよ。誰が見ても完全にストライクって類のやつだね」と皮肉たっぷりだった。
ブルワーズのクレイグ・カウンセル監督は「(ストライクを)取ってもらえなかったいい球が、とにかくたくさんあった。四球が彼を苦しめた」と右腕をかばうコメントを残した。ネット上のファンは「こんなにムカついているバーンズは見たことがないと思う。ワォ」「バーンズはなぜ怒っていたのだろうか」などと注目していた。