大谷翔平の16号に“疑惑”の目も…名物解説は瞬時に確信「間違いなくHRですよ」
5試合ぶり16号は審判団の協議後に本塁打と認定された
■エンゼルス ー カブス(日本時間7日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地のカブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4回の第2打席で16号ソロを放った。右翼を守る鈴木誠也の頭上を襲う痛烈な一撃は、審判のレビュー後に本塁打と認定された。地元放送局バリースポーツ・ウエストも、大谷の珍しい一発に沸き返った。
打球速度103.0マイル(約165.8キロ)で角度24度。大谷の打球は右翼フェンス側でジャンプした鈴木のグラブには届かなかった。右翼フェンスに記された黄色のラインを超えたかに見えたが、インプレーのまま。鈴木が打球処理する間に、大谷は三塁ベースに到達した。場内がどよめく中、名物実況マーク・グビザ氏は大谷の16号を“確信”していたようだ。
「黄色のラインを越えたようだけど」
「あれだけジャンプしたら間違いなく本塁打ですよ」
その後、審判団がグラウンド内に集結して本塁打と認定された。グビザ氏は「素晴らしいスイング、16号、42打点、兜タイム。手の動きが速い、そして力強い」と解説した。ティム・サーモン氏も「彼のような打球を飛ばす選手はいないね」と感嘆の声をあげていた。
(Full-Count編集部)