吉田正尚は驚異の“4割打者”と「似ている」 打ちまくり状態突入で敵地局も大絶賛
敵地・ガーディアンズ戦で3安打の吉田について地元放送局が言及
■Rソックス 5-4 ガーディアンズ(日本時間7日・クリーブランド)
レッドソックスの吉田正尚外野手は6日(日本時間7日)、敵地・ガーディアンズ戦で3安打を放ち、今季4度目の1試合3安打をマーク。直近4試合中3試合でマルチヒットを放ち、打率.319とリーグ2位に浮上している好調な打棒を、試合を中継した敵地放送局も手放しで称賛した。
ガーディアンズの地元放送局「バリースポーツ・オハイオ&グレートレイクス」で解説を務める、元メジャーリーガーのリック・マニング氏は、中継の中で「シーズン序盤はスロースタートでしたが、勢いに乗ってますね」と背番号7について言及。3回の第2打席でこの日2安打目となる左前打を放った際には、実況のマット・アンダーウッド氏も「絶好調ですね」と驚きの声をあげた。
この時、2人が吉田の比較対象として挙げたのが、同じく打撃好調でこの日打率を4割の大台(.402)に乗せたマーリンズのルイス・アラエス内野手だ。「ヨシダは4月20日以降で打率.357。それよりも高打率を残しているのは、唯一アラエスです」とアンダーウッド氏。マニング氏は2人の左打者のスイングが「似ている」と評し、吉田について「この男は素晴らしいスイングをします。もしかするとパワーはないかもしれませんが、安打の打ち方を知ってますね」と高評価を与えた。
昨季ア・リーグ首位打者に輝いている“4割バッター”にも引けを取らないと、敵軍関係者からも恐れられる吉田。その絶好調のスイングがどこまで続くのか、楽しみだ。
(Full-Count編集部)