吉田正尚の126億円契約は「大勝利」 当初は否定的も…評価大逆転「最高の打者の1人」
米メディアが吉田正尚を称賛「どんな状況下でも本当に優れた打者」
レッドソックスの吉田正尚外野手は7日(日本時間8日)時点で54試合に出場、打率.318(211打数67安打)、7本塁打、33打点の活躍を見せている。打率はア・リーグ2位につける。米メディアは、5年総額9000万ドル(約126億円)で契約を結んだ際は「払い過ぎ」とも報じられたとした上で、現在の活躍は「本当に優れた打者であることを証明した」と称賛。球団フロントの「大勝利となった」と伝えた。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「ポジティブなサプライズ」として吉田の活躍に言及。まずは昨オフの契約時について振り返っている。吉田の契約ほど「人々を驚かせたものはなかった」とし、当時の球界の雰囲気は「驚愕」と表現するのが適切だろうと述べる。
ある球団幹部が「彼の価値は、支払った金額の半分以下だと思っていた」と「ESPN」のカイリー・マクダニエル記者にと話したとも報じている。
しかし、蓋を開けてみれば快打を連発。現状について記事は「日本のオリックス・バファローズの7シーズンで打率.326をマークした男は、どんな状況下でも本当に優れた打者だということを証明した」と絶賛する。
さらに「ア・リーグで最高の打者の1人であるヨシダの獲得は、困難なオフシーズンを迎えていたレッドソックスの編成責任者であるチャイム・ブルームにとって大勝利となった」とも。吉田と大型契約を結んだレッドソックスのフロントを称賛している。
(Full-Count編集部)