エ軍170キロ剛腕も戦線離脱か 右手にしびれ…指揮官はIL入りを示唆「通常そうなる」
6回途中で緊急降板、ネビン監督「手に違和感を感じたようだ」
■エンゼルス 5ー4 マリナーズ(日本時間10日・アナハイム)
最速105.5マイル(約169.8キロ)を誇るエンゼルスのベン・ジョイス投手が9日(日本時間10日)、本拠地・マリナーズ戦の6回から2番手として登板。「右手の炎症」で緊急降板となった。試合後、10日(同11日)に精密検査を受けると明かしたフィル・ネビン監督は負傷者リスト入りする可能性について、「あのような形で降板すれば、通常はそうなる。でも、(IL入りするかは)これから話し合う」と表情を曇らせた。
6回先頭・ヘルナンデスへ四球を与え、続くラリーへの投球中に異変を訴えた。右手を開くような仕草を見せて、トレーナーと共にベンチ裏へ。わずか8球で降板となった。ネビン監督は「手に違和感を感じたようだ。明日検査をして、何が原因なのか調べる。手首までしびれを感じているようだ」と症状を説明した。
地元紙オレンジカウンティ・レジスターのエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は「ジョイスは手と腕にヒリヒリするような感覚があったと話した。『心配しているか』と聞かれた際には『検査結果を知る前に結論に飛びつきたくない』と発言した」と伝えた。
チームの救援陣では元ソフトバンクのマット・ムーア、守護神も務めたホセ・キハダらが戦線離脱している。剛腕の今後が心配される。
(Full-Count編集部)