元虎助っ人は「活躍してない」 防御率7.50で守護神剥奪…「運任せな契約だった」

ジャイアンツ戦でセーブ失敗したロッキーズのピアース・ジョンソン(左)【写真:ロイター】
ジャイアンツ戦でセーブ失敗したロッキーズのピアース・ジョンソン(左)【写真:ロイター】

ロッキーズのピアース・ジョンソンは2019年に阪神で40ホールドをマーク

 元阪神でロッキーズのピアース・ジョンソン投手が守護神を“剥奪”された。今季26試合で0勝3敗、防御率7.50に低迷。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、バド・ブラック監督が配置転換を明言し、代役候補としてジャスティン・ローレンスやジェイク・バードを挙げたことを報じた。

 2019年に58試合に登板して2勝3敗40ホールド、防御率1.38を誇ったジョンソン。パドレスをFAとなった昨オフ、生まれ故郷に本拠地を置くロッキーズと1年500万ドル(約6億9700万円)で契約した。パドレスでの最終年となった昨季は14回1/3しか投げておらず「ロッキーズフロントにとっては運任せな契約だった。2023年のジョンソンは健康だが、球団が想像していたレベルで活躍をしていない」と記事は指摘する。

 24イニングで防御率7.50に「制球が不安定すぎる。対戦した14%の割合で打者を歩かせている。また長打もかなり打たれており、与四球と共に残念な成績に繋がった原因だ」と原因を挙げた。

 一方で、セーブ機会では13回中11回成功を収めているため「悪くはない。セーブ失敗は直近の2回で、(日本時間9日の)ジャイアンツ戦の9回に4-3でリードしている場面で逆転3ランを打たれたことが(剥奪の)決断に繋がった。ジョンソンは、重要な局面で起用され続けるかもしれないが、現時点では(抑えではなく)中盤から終盤の場面で起用されるだろう」と見通しを述べた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY