エ軍の故障者続出に「イライラする」 有望株の涙に指揮官悲痛「楽しいことではない」
ジョイスがIL入り、4月には正捕手候補のオハッピーも長期離脱した
エンゼルスのフィル・ネビン監督は10日(日本時間11日)、本拠地でのマリナーズ戦を前に取材に応じ、有望株の故障による離脱が続いていることに表情を曇らせた。9日(同10日)に最速105.5マイル(約169.8キロ)を誇るベン・ジョイス投手が右手の炎症で緊急降板し、負傷者リスト(IL)入りが決まり、悲痛な気持ちを語った。
正捕手に名乗りを上げていたローガン・オハッピー捕手も、4月に左肩関節唇の損傷で長期離脱しており、期待の有望株の離脱が相次いでいる。ネビン監督は「怪我は間違いなくイライラさせることだ。特に若い選手は、メジャーで成功を収め始めたばかりだ」と率直な気持ちを吐露した。
さらに「(オハッピーは怪我をしたとき)泣き崩れていた。楽しいことではないのは間違いないけど、これも経験として捉えているだろう。リハビリは順調だ。周りにしっかりとサポートしてくれる人たちがいる。オハッピーは毎日球場に来て、勉強しているから(選手として)成長している」と、現状について明かしている。
また、ジョイスについては「検査結果を待つ」とした。キハダ、ムーアとブルペンにも故障者が増えており、「誰が使えるかによって、起用は変わるだろう。信頼度やゲームプランも考えなければいけない。これらのことは、ワイズ(投手コーチ)と試合前に話し合いをすることだ」と代役について具体的な名前は挙げなかった。
(Full-Count編集部)