青学大が18年ぶり日本一 プロ注目・常廣が10K完封…悲願達成の指揮官は歓喜の涙
初回に4番・西川の二塁打で先制…明大右腕・村田を攻略
第72回全日本大学野球選手権は11日、神宮球場で決勝戦が行われ、青学大(東都大学)が明大(東京六大学)を4-0で破り、2005年大会以来18年ぶり5度目の優勝を果たした。指揮を執る安藤寧則監督はインタビューで感極まって絶句、涙を流した。
青学大は初回、1死一、二塁の好機に4番・西川史礁内野手(3年)が左翼線二塁打を放つなど2点を先制。3回には敵失に乗じて1点、4回にも2本の長短打で1点を追加し、試合を優位に進めた。
投げてはプロ注目右腕の常廣羽也斗投手(4年)が、伸びのある速球を軸に明大打線を7安打10奪三振で完封。ライバルの東京六大学王者を破って頂点に立った。
一方、3試合連続無失点で勝ち上がってきた明大だったが、先発・村田賢一投手(4年)が4回途中4失点で降板。3回には2つのエラーが失点につながるなど持ち前の守り勝つ野球ができず、2019年大会以来となる栄冠はならなかった。
(Full-Count編集部)