好投の23歳を“悪球打ち”で粉砕「流れ戻した」 大谷翔平を指揮官絶賛「集中していた」
23歳右腕ウーから一発、ネビン監督「速球は格別、彼から打つことは難しい」
■マリナーズ 6ー2 エンゼルス(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、3回の第2打席で2試合連発となる18号2ランを放った。試合には敗れたが、取材に応じたフィル・ネビン監督も「試合の流れを戻す一打だった」と賛辞を送った。
3回2死一塁の第2打席で23歳右腕ブライアン・ウーの内角低めのスライダーを豪快にかち上げた。打球速度103マイル(約165.8キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)の18号。ア・リーグ単独2位となり、1位を走るヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手にも1本差に迫った。
ネビン監督は「素晴らしい。いい状態だと思うし、集中していた。ホームランを打った打席は昨日と同様に試合の流れを戻す一打だった」と絶賛。「実は(対戦相手の)ウーにとても感心している。速球は格別だったし、彼から打つことは難しいことだ。速球をあれだけ使えて、変化球も有効だからメジャーでいい活躍をするだろう」と、生きのいい若手からの一発を称えた。
(Full-Count編集部)