大谷翔平、キング独走21号は138m特大2ラン 6月入って6本目…49発ペースに敵地騒然
第3打席で左前打を放ち今季最長を更新する11試合連続安打
■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間15日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。9回の第5打席で2戦ぶりとなる21号2ランを放った。4試合連続21度目のマルチ安打で、打率は.299となった。
大谷のバットが量産態勢に入った。9回1死二塁の第5打席で、左中間の2階席に飛び込む打った瞬間確信の2ラン。打球速度116.1マイル(約186.8キロ)、飛距離453フィート(約138.1メートル)の特大弾だった。これで6月に入って6本目で、直近では3戦3発。シーズン49発ペースとなった。
初回の第1打席は四球を選ぶと、3回1死で迎えた第2打席は見逃し三振に。12日(同13日)の第6打席から続いていた連続出塁は7打席で止まったが、4回2死一塁の第3打席で元同僚・ヒーニーの直球を捉えた。遊撃の頭を越える左前打で連続試合安打を「11」に伸ばしていた。7回先頭の第4打席は二ゴロだった。
試合前の時点で6月は48打数20安打で打率.417、5本塁打12打点と大暴れ。翌15日(同16日)は今季6勝目を目指し、先発登板が予定されている。チームは今季最大の貯金「7」となっている。