大谷翔平、初回ピンチも天敵ハイム斬り 初回30球1安打無失点、1か月ぶり6勝目なるか
敵地・レンジャーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場
■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間16日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地・レンジャーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。今季6勝目を賭けたマウンド。初回はピンチを招いたものの、無失点で切り抜けた。
注目の立ち上がり。初回、先頭・セミエンを四球で歩かせたが、シーガーを中飛。ロウを空振り三振に仕留めた。元巨人ガルシアの左前打で2死一、三塁とされたが、通算14打数6安打の打率.429と天敵としているハイムを二飛に打ち取った。初回は1安打無失点。球数は30球(ストライク16球)を使った。
バットでは初回無死一塁で四球を選び、19試合連続出塁に伸ばした。打線は同1死満塁まで好機を広げたが、先取点につながらなかった。2試合連発となる22号本塁打に期待がかかる。
大谷は前回9日(同10日)の本拠地・マリナーズ戦では5回6奪三振3安打3失点。勝ち負けは付かなかった。バットでは17号2ランを放つなど4打数3安打2打点。三塁打が出ればサイクル安打達成の活躍を見せた。5月15日(同16日)の敵地・オリオールズ戦以来の勝ち星をつかめるか。