判定に激高→会見に“証拠写真”持参 ブチギレ監督に「脱帽だ」「これは面白い」
ナショナルズのマルティネス監督はサヨナラ負けに納得がいかず…
■アストロズ 5ー4 ナショナルズ(日本時間15日・ヒューストン)
ナショナルズのデーブ・マルティネス監督が判定に激高し、試合後会見に異例の“証拠写真持参”で臨んだ。最後は怒鳴りつけて写真を投げ捨てたほどの熱量に、ファンも「彼は間違いなく正しい」「間違った判定には、これくらいの情熱で抗議してほしい」と同調した。
14日(日本時間15日)のアストロズ戦。4-4の9回1死満塁から、ジェイク・マイヤーズが放った遊ゴロを、前進守備だった遊撃手のCJ・エイブラムスがバックホーム。本塁でアウトを奪った後、捕手のキーバート・ルイーズの一塁への送球がマイヤーズに当たった。ボールが転々とする間に、二塁走者がサヨナラのホームを踏んだ。マルティネス監督は、打者走者が線の内側を走ったと主張したが、認められなかった。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「ナショナルズのマルティネス監督は試合後に証拠を持ってきた。アストロズ戦での、物議を醸す判定についてまくし立てた」として映像を公開。指揮官は「これが写真だ。私は嘘をつかないから、よく見てほしい。ルールを修正しなければいけない。球審が嘘をつかない? そんな言い訳を聞くのは疲れた。私たちは(球審のせいで)負けたのに、彼は何も言わなかった。正しい判定ができない! 酷い! 本当に酷い!」と声を荒げた。
米放送局「FOXスポーツ」もこの件を報じた。ファンからは「デービィ(マルティネス監督)に脱帽だ」「記者会見に写真を持ってくるとか、彼はプンプンだ」「なぜビジターのクラブハウスにいるのに、レーザープリンターがあるんだ?」「これは面白い」「素晴らしい」「熱い監督は好きだ」といったコメントが寄せられた。