大谷翔平から“連鎖”の兜パフォ…トラウト笑顔「クール」 親友は被れず「中にいた」

アベックアーチを放ったエンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:ロイター】
アベックアーチを放ったエンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:ロイター】

トラウタニ連弾は今季6戦6勝「私たちが打つと攻撃陣やチームが有利」

■エンゼルス 5ー2 ロイヤルズ(日本時間19日・カンザスシティ)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手は18日(日本時間19日)、敵地・ロイヤルズ戦で10試合ぶりの15号ソロを放った。24号を放った大谷翔平投手の後に2者連続の一発。ベンチに帰ると大谷から直接“兜パフォーマンス”を受け、笑みがこぼれた。

 自らが被った兜をもって待ち構えていた。1点を追う5回無死二塁で、通算224勝右腕グリンキーからまずは大谷がカーブを捉え右翼へ24号の逆転2ラン。打球速度117.1マイル(約188.5キロ)の超高速弾だった。さらにトラウトも初球フォーシームを左翼席に運んだ。ベンチに帰ると、大谷が自ら被った兜を直接トラウトの頭へ。「ショウヘイが兜を被せてくれたことは、クールなことだった」。笑顔で受け取った。

 6月絶好調の大谷と反して、トラウトは試合前の時点で打率.151(58打数8安打)1本塁打8打点と、6月は不振にあえいでいた。しかし、この日は復活を予感させる2安打1本塁打1打点。「調子は随分とよくなった。自分のやってきたことを信じて、やり続けるだけだ」と復調に手ごたえを感じていた。

 大谷とトラウトの連弾はこれで28度目。今季は6戦6勝だ。地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」のインタビューでトラウトは「間違いない。私たちが打つと攻撃陣やチームが有利になる。彼の一打は貴重だった」と大谷の一発を褒めたたえた。

 なお、大谷がトラウトに直接兜を被せたため、パトリック・サンドバル投手の“撮影パフォーマンス”は行われず。サンドバルは試合後、「今日は中にいたよ」と少し残念そうだったが、チームメートの一発には嬉しそうだった。

【実際の動画】大谷翔平がトラウトに兜を被せる…「クールなことだった」と振り返るシーン

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