まだ1軍出場のない実力者は? タイトルホルダーや元ドラ1たちも“正念場”

楽天・銀次、中日・根尾昂、巨人・中島宏之(左から)【写真:小林靖】
楽天・銀次、中日・根尾昂、巨人・中島宏之(左から)【写真:小林靖】

昨年投手登録となった中日・根尾は2軍で15試合に登板して防御率3.38

 交流戦は残り2試合となり、23日からはリーグ戦が再開する。シーズンもまもなく半分となり、ペナント奪取へ争いは勢いを増す。そんな中、かつてのドラフト1位やタイトルホルダーなど、まだ1軍出場がない実力者たちもいる。(数字は19日現在)

 最多安打1度、最高出塁率2度を誇る巨人・中島宏之内野手は、プロ21年目の今季、イースタン・リーグで38試合に出場して打率.250、0本塁打、16打点。通算2000安打まではあと77本に迫っている。2度のベストナインに輝いたDeNAの40歳・藤田一也内野手は、同リーグ19試合で打率.357を誇り、出番を待つ。

 かつての“ドラ1”たちも正念場のときを迎えている。2015年1位のヤクルト・原樹理投手は、昨季は22試合で自身最多8勝(7敗)を挙げたが今季は1軍登板がなく、同リーグ7試合で防御率6.23と苦しんでいる。2010年1位の楽天・塩見貴洋投手は、同リーグ8試合で防御率1.50の成績を残す。2011年1位の広島・野村祐輔投手も1軍での登板はなく、昨年6月に投手登録となった2018年1位の中日・根尾昂投手は、ウエスタン・リーグ15試合に登板して防御率3.38となっている。

 ベストナイン2度の楽天・銀次内野手、2017年から2年連続で100試合以上に出場したロッテ・福田秀平外野手も2軍で調整を続ける日々。とはいえ、シーズンはまだ長い。来るべき日を待つ選手たちが、1軍でスポットライトを浴びることはできるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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