大谷翔平に「影響を受けている」　トラウトも驚愕の1週間「こんなもの見たことない」

貯金8の好調チームで「球場に来るのが楽しい」

　エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、絶好調の大谷翔平投手との“相乗効果”を口にした。絶好調の二刀流がモチベーションになっているかと聞かれると「もちろんだ。彼はチームが勝てるようすべてのことをやっている。彼に影響を受けているよ」とうなずいた。

　大谷は、12日から18日（日本時間13日から19日）までの7試合で打率.435、6本塁打、12打点。出塁率.588、長打率1.304、OPS1.892と驚異的な成績を残してア・リーグの週間最優秀選手（MVP）を受賞した。トラウトも「ショウへイがこの1週間半、2週間ほどしてきたことを見るのは当然のことながら楽しかった。こんなものは見たことがないと思う。打撃面では、とにかく、かなり目を見張るものがあった」と驚愕した。

　チームもここまで41勝33敗で、ア・リーグ西地区2位と好調。「そういうチームの一員でいられるときは楽しい。この数試合少し怪我人が増えているが、他の選手が穴を埋めている。球場に来るのが楽しい」と充実感を漂わせ「毎年スプリングトレーニング入りする時は、プレーオフに進出したいと思っているし、優勝したいと思っている。そういうメンタルでいる。ここ8年だか9年だか、チームはプレーオフに届いていない。僕らは日々球場にやってきて試合に勝とうとしている。どうなるかはやってみないとね」と話した。

　自身は2戦連続マルチ安打で「この1週間はよくなってきた。野球とは厳しいスポーツだ」という。「自分のスイングを見ていて、溜めが足りなかった。どのスイングでも球に飛びついていた。だからどの球も下の方を打っていた。カンザスシティでの調子を足がかりにしていきたい」と誓った。

（Full-Count編集部）