大谷翔平は「世界で最高の選手」　相手捕手は「プランを用意」…手に汗握る“頭脳戦”

ドジャースのスミスは好リードで完封リレーを導いた

■ドジャース 2ー0 エンゼルス（日本時間21日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は20日（日本時間21日）、本拠地・ドジャース戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打2三振に終わった。苦手とするクレイトン・カーショー投手には3打席で凡退。リードしたウィル・スミス捕手は「今晩は彼に対していい仕事ができたね」と、してやったりだ。

　大谷に対してはカーショーの代名詞でもあるカーブを使わず、直球とスライダー、カットボールで組み立てた。「彼に対してプランを用意していた。ある特定の攻め方をしようと決めていた。カーショーだけでなく、（他の投手）全員もそういう攻め方で行くときがある。（大谷の）反応を見て、私たちの強みを生かそうと、決めたことだ」と振り返った。

　4打数無安打に抑えたが、大谷の存在は脅威だ。「言うまでもなく、彼は世界で最高の選手だ。明日はマウンドで対決するけど、今晩は彼に対していい仕事ができた。カーショーは彼に対していいピッチングをしていた。ファーギー（ファーガソン）も（大谷に）厳しいところを突く投球をしたよ」と、完封リレーの投手陣を称賛した。

（Full-Count編集部）