エンゼルス、筒香嘉智の獲得はあるのか? 内野に故障者続出…一塁手は打率.119の大不振
ユーティリティのウルシェラが今季絶望、一塁手のウォルシュは打率.119
レンジャーズ傘下3AラウンドロックからFAになった筒香嘉智内野手の去就に、注目が集まっている。メジャーリーグでのプレーを最優先に考える場合には、一塁手や三塁手を探している球団が、候補として挙げられるだろう。大谷翔平投手が所属するエンゼルスも、その中のひとつだ。
9年ぶりのプレーオフ進出に向け、好位置につけているエンゼルスに激震が走った。15日(日本時間16日)の試合中に転倒したジオ・ウルシェラの今季中の復帰が絶望的になった。今季は62試合に出場して打率.299、2本塁打、24打点。一塁、二塁、三塁、遊撃を守っていた貴重なユーティリティを失った。
さらに、三塁手のアンソニー・レンドンも左手首に死球を受け、打撲のためIL入りしている。長期離脱は避けられる見込みも、近年は故障がちのため、バックアップが必要だ。そして一塁手のジャレッド・ウォルシュは、27試合で打率.119、1本塁打、OPS.468と不振。体調不良から復帰したが、本来の実力を発揮できていない。
米メディアでも一塁手の補強は話題になっており、昨年のナ・リーグMVPに輝いたポール・ゴールドシュミット(カージナルス)の名前も出ている。しかし、トレードでの獲得には、相応の対価を支払う必要がある。今季マイナーで51試合に出場し、打率.249、6本塁打、OPS.812をマークしている筒香の動向にも注目だ。
(Full-Count編集部)