ポニーU14、U18「アジアパシフィック」大会が26日に福島で開幕 優勝チームはWS出場へ

ポニー(U-14)日本代表【写真:編集部】
ポニー(U-14)日本代表【写真:編集部】

ポニーの部・日本代表15人は5月の選考会で決定

 ポニーリーグのアジアパシフィックゾーン・チャンピオンシップ(U14ポニーの部・U18パロミノの部)が26日から30日まで、福島・楢葉町にある「ポニーリーグ NARAHA STADIUM」などで開催される。ポニーの部には8チーム、パロミノの部には3チームが参加。それぞれ優勝したチームは7、8月に米国で開催されるワールドシリーズに出場することができる。

 楢葉町と日本ポニーベースボール協会は5月、ならは球場のネーミングライツ契約を結び、「ポニーリーグ NARAHA STADIUM」にすると発表。今回が新名称でのこけら落としの大会となる。

 ポニーリーグ NARAHA STADIUMをメーン会場として行うのは、14歳以下が対象となるポニーの部だ。今回は日本、オーストラリア、フィリピン、チャイニーズ・タイペイ、香港、中国から3チームの計8チームが参加。日本はオーストラリア、フィリピン、中国と総当たり戦を行った後、順位を決めるトーナメントに挑む。

 ポニーの部で日本代表となった15選手は、5月に佐賀と長崎で開催された代表選考会で選出。全国各地からの精鋭が集まった。チームを率いるのは古澤豊監督(佐賀ビクトリー)。あいにくの悪天候となった初日、一転して快晴となった2日目に、試合や練習の様子だけではなく、選手たちの言動や仲間を思いやる気持ちなどを細かに観察した古澤監督は、選考会が終わると「選ばれなかった選手も成長した姿を見せてくれた。代表になった15人は挨拶ができるのは当たり前として、一致団結してワールドシリーズに行けるよう頑張りましょう」と呼びかけていた。

 パロミノの部には、日本代表として名城大学準硬式野球部のメンバーが参加。参加するのは日本に加え、チャイニーズ・タイペイとフィリピンの3チームと少ないが、アジアパシフィックゾーン・チャンピオンシップが行われる最年長の部として、ワールドシリーズ進出を目指す。

 23日には16歳以下のコルトの部がワールドシリーズ進出を決めた。ポニーの部、パロミノの部でも出場権を獲得すれば、8歳以下から18歳以下まで全7部門で日本がアジアパシフィックゾーン代表としてワールドシリーズを戦うことになるだけに、朗報が期待される。

【表】ポニーの部、パロミノの部の日本代表メンバー一覧

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