大谷翔平と肩を並べた野手の大失態 “戦犯プレー”にファン辛辣「理解できない」

ヤンキースのアイザイア・カイナーファレファ【写真:ロイター】
ヤンキースのアイザイア・カイナーファレファ【写真:ロイター】

盗塁試みたカイナーファレファはセーフ判定もアウトになったと早合点

■レンジャーズ 4-2 ヤンキース(日本時間24日・ニューヨーク)

 ヤンキースのユーティリティ、アイザイア・カイナーファレファが23日(日本時間24日)の本拠地でのレンジャーズ戦でまさかのボーンヘッドを犯した。盗塁を試みセーフ判定もアウトと勘違い。ベンチに戻ろうしてタッチされ、アウトになってしまった。22日(同23日)の試合ではエンゼルス大谷翔平投手と肩を並べる記録を残したが、その翌日の“失態”にファンは「この現実を受け入れ難い」「これは許し難い」と声を上げた。

 5回先頭で三塁への安打で出塁したカイナーファレファは、1死後にスタートを切った。判定はセーフ。しかし、米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、本人はアウトになったと早合点した。二塁にスライディングした後に足が離れたところでタッチされており、自分でアウトと判断。リプレー検証を求めても無駄であることを伝えるために、ベンチに戻ろうしたところでタッチされ、本当にアウトになってしまった。「2度とあってはならない馬鹿げたプレーだ。チャンスを台無しにしたボーンヘッド(プレー)だ」と自らを責めた。

 前日の試合では敗色濃厚の9回に“野手登板”して1イニングを無失点。その裏に4号2ランを放った。MLB公式のサラ・ラングス記者は、今季本塁打と1奪三振以上を同一試合でマークした選手は大谷(3度)とカイナーファレファだけと紹介している。

 大谷と肩を並べた翌日にボーンヘッド。ヤンキース専門のポッドキャスト番組「トーキン・ヤンクス」が公式ツイッターに動画を投稿すると、試合に負けたこともありファンは「毎晩のことだ」「なにこれ」「クレイジーだ」「理解できない」と呆然とするしかなかった。一方で「少なくとも彼は正直だ」「審判はセーフって叫ぶべきだった」との声も寄せられていた。

【実際の動画】セーフ判定なのに… なぜかベンチへ下がる“大失態”

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