エ軍3Aにいる2人の“本塁打王” 内野は怒涛の緊急補強…左右の大砲の気になる今後
傘下3Aでキャベッジが26日に21号…同僚のアデルに並んだ
エンゼルス傘下3Aソルトレークで、2選手の勢いが止まらない。25日(日本時間26日)のアストロズ傘下3Aシュガーランド戦でトレイ・キャベッジ外野手が21号アーチ。同僚のジョー・アデル外野手にトップで並んだ。2選手の躍進にファンからはメジャー昇格を推す声もあがっている。
26歳のキャベッジは7回、豪快にアーチをかけた。左打席から打った瞬間にそれとわかる右越え21号ソロ。同僚で24歳の右の大砲、アデルに並びHRランクのトップに立った。3Aで打ちまくる2人。ソルトレークが公式ツイッターに本塁打動画を投稿すると、「そろそろ来てくれないかな?」「キャベッジがボールを破壊している」「彼を(3Aからエンゼルスに)上げてくれ」とコメントが並んだ。
負傷者が続出したエンゼルスは緊急補強を敢行。23日(同24日)にメッツからエドゥアルド・エスコバー内野手、24日(同25日)、ロッキーズからマイク・ムスタカス内野手をトレードで獲得した。エスコバーは主に三塁だが、2018年までは遊撃手としての出場が多く、二塁と一塁もこなす。ムスタカスはここ数年一塁と三塁がメインだが、二塁でも80試合の出場経験がある。
この2試合で一塁を守ったハンター・レンフローは外野に戻ると見込まれる。2人の加入で再編がなされるエンゼルス野手陣。“3Aの星”にチャンスは巡ってくるだろうか。