大谷&トラウトの存在は「かなり特別」 デビュー戦で劇勝演出…新戦力が“叶えた夢”
ロッキーズから加入…ムスタカスがエ軍デビューし、3打数1安打
■エンゼルス 2ー1 Wソックス(日本時間27日・アナハイム)
ロッキーズからトレードで加入したエンゼルスのマイク・ムスタカス内野手が26日(日本時間27日)に本拠地で行われたホワイトソックス戦で新天地デビュー。「5番・一塁」で出場し、3打数1安打だった。地元ロサンゼルス出身の34歳は「夢がかなった」と喜びを表し、大谷翔平投手やマイク・トラウト外野手とプレーすることに「かなり特別なこと」と明かした。
ムスタカスは2打席連続三振に倒れた後、7回の第3打席で遊撃内野安打。新天地で初安打を放った。そして同点の9回1死二、三塁で打席に入り、暴投で劇的なサヨナラ勝ち。エンゼルス放送局「バリースポーツ・ウエスト」のポストゲームショーでインタビューを受け、「最高だ。ようやくこのユニホームを着て、マイク(トラウト)が得点した時に打席にいた。最高ですよ。今ここにいられてとても楽しい」と振り返った。
MLB通算207本塁打を誇るムスタカス。地元球団に加入したことに素直に喜びを表す。「信じられないほど素晴らしい。夢がかなった。長いこと願っていた。このチームの一員になれたことに興奮している」と心境を吐露する。
エンゼルスが誇る“2大スター”との共演にボルテージが上がる。「彼らが試合前にしていることを見られるのは、かなり特別なことだ。あれだけ期待されていながら日々結果を出す。見事だ。2人をもっと見て、このチームの一部になるのが待ち遠しい」と語った。9年ぶりプレーオフ進出へ、エンゼルス愛あふれる頼もしい男が加入した。
(Full-Count編集部)