エ軍の積極補強はまだまだ続く? PO進出へ…GMが見せる“本気”「自分が助ける番」
エスコバーとムスタカスを獲得「穴埋めとは思っていない」
■エンゼルス 2ー1 Wソックス(日本時間27日・アナハイム)
大谷翔平投手が所属するエンゼルスは、2日連続で内野手を獲得するなど悲願のプレーオフ進出に向けて積極的な補強を続けている。しかしペリー・ミナシアンGMは「まだ6月だ。トレード期限までは時間がある」とさらなる補強を匂わせた。
23日(日本時間24日)に、メッツからエドゥアルド・エスコバー内野手を獲得。24日(同25日)にはロッキーズからトレードで通算207発のマイク・ムスタカス内野手を獲得と“本気度”をうかがわせる。
内野手に故障者が続出していたが「重大な穴埋めだ。とはいえ、穴埋めとは思っていない。実績があるからだ。それぞれに違うタイプの選手だ」とミナシアンGM。「2人とも質の高い選手だし、性格もいい。2人が後半戦、我々を助けてくれるのを見るのが楽しみだ」と期待した。
この段階で補強を続けることについて、ミナシアンGMは「プレッシャーは自分で自分にかけるものだと思っている。選手もコーチ陣も、プレーオフを狙える位置にチームを置いてくれた。私はそれを軽んじてはいない。試練があった中で彼らは頑張ってくれた。今度は自分が助ける番だとみている。才能ある選手をロースターに加えることでね。我々はまだプレーオフを狙える位置にいるので、いくつか異動をしてロースターを強化する必要があると思った。強化できているといいね」という。
さらに今度の動きについて「日々、チームの状態を見ながら過ごしていく。2日間で内野手3人(ネト、ウルシェラ、レンドンのこと)が怪我をしたのを皆さんも見ただろう。物事はあっという間に変わるので、状況に合わせることができなくてはならない。だがオーナー陣はここまで素晴らしい。不満は全くない。こうした内野手を獲得するチャンスがあると連絡したら同意してくれた。私がGMになってからはずっとそういう感じだ。このような後押しをもらっていると、さらに仕事に勤しみたくなる。いいチームを作り上げ、162試合いい状態を維持するには、組織全員の努力が必要だ」とバックアップにも感謝した。
(Full-Count編集部)