大谷翔平の150m弾は「曲がったんだ」 右翼席ファンが証言…捕らせてくれない異次元打球
衝撃打球はスライス…搬入口に落下して誰も取れず
■Dバックス 6ー2 エンゼルス(日本時間1日・アナハイム)
異次元の一発はどんな打球だったのか。エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間7月1日)、ダイヤモンドバックス戦で放った今季30号は自己最長かつ今季のMLB最長の飛距離493フィート(約150.3メートル)だった。エンゼルスファンのアンドリュー・カンポサーノさんは「アメージングだった」と興奮気味に打球の行方を証言した。
右翼席中段で観戦していたカンポサーノさん一家の付近に打球が飛んできたのは、エンゼルスが5点を追う6回無死の第3打席だった。一直線で来ると思いきや「打球が曲がったんだ」。スライスして右翼席にある搬入口に消えていったという。必死で手を伸ばしたが、届かなかった。
それでも「まさかここまで来るとは思わなかった」という。「とても驚いた。初めてみたよ」と衝撃を受けていた。最後は打球の落下地点を指差して説明するなど、興奮冷めやらぬ様子だった。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)